2016年8月31日水曜日

無處不傷心、と、ランボー「無疵な心」

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  • 2016/08/31
  • 唐詩選に次の五言絶句がある。
  •       題慈恩塔  荊叔
        漢国山河在 秦陵草樹深
        暮雲千里色 無處不傷心

    これを読んで、二つの詩を思い出した。前半から杜甫、後半からランボーである。ランボーの詩は
    季節よ城よ無疵な心がどこにある (ランボー)
    である。原詩は知らないが、この翻訳はうまい。実にうまい。「無疵な心」には感心した。訳者は小林秀雄ということだが、彼は荊叔の詩を知っていたのだろう。翻訳するとき「無處不傷心」の部分がふっと浮かんできたかのようである。反語的な表現がよく似ている。そっくりである。このように訳されると、あたかもランボー自身が知っていたかのようである。
■ 「原詩は知らないが」、などと書いている。
■ そうか、今まで調べたことがなかった。
■ 取りあえず、・・・
■ 今日は探鳥に行き、・・・
■ また、後でゆっくり見てみよう。
■ 例えば、↓、こんな感じで、秋の渡りは11月初めまで続き、・・・
■ その後は、冬鳥の季節なので、・・・
■ いつになるか分からんが、・・・